- 2012/02/19
- Category : 自作品紹介＆解説
日本 JAPの明るい未来
[1968そのとき何が起きたのか？]という特集を組んだとき、
1968をテーマにした何か短いものを書いてくれと言われて、
『白いギターを壊したのは何かわけでもあるのでしょーか？』
（いま、明かされる1968新宿PUNK起源説）
を書いたのが、発端でした。
知ってる人は知ってると思いますが、
これは、チェリッシュの『白いギター』の歌詞をもじったものです。
元歌は「白いギターに変えたのは何かわけでもあるのでしょうか？」です。
この歌より、『てんとうむしのサンバ』のほうが有名かな。
まぁ、ホントに歌謡曲からネタを引っ張ってくるのが好きです。
その後、『文藝』が、[What happened in 1970、1974、1979・・・]と、
特集をシリーズ化し、
それに合わせて、自分も話の続きを創っていき、
じゃ、話を現代まで引っ張って、一冊の本にしましょうということになり、
単行本化にあたり、
じゃ、当時の風俗や流行語や出来事なども写真やイラストで併録し、
楽しい、タメになる本にしましょうということになり、
できたのが、この本です。
ちなみに、その後の、
ラインナップは、以下のようになってます。
「チョットダケよ
」革命1970エマニエル夫人になる！あるいは「愛と誠」1974
口裂け女、ヨーロッパへ！叩けよ さらば開かれん1979
そしてミンナ軽くなった とむらい合戦1984
責任1989
家族の団欒1991
失われた天使を呼び戻せ！激動の1994～1995元旦
未来予想図1998
恐怖の大王か？それとも、これこそ真の大和魂『神風』か！1999.7の月
いずれも、当時の流行語や、
風俗、出来事などをふんだんに採り入れ、
リアルタイムの人には懐かしく、
いまを生きる若い子たちには、
日本の現代史の勉強になるような、
ある意味、楽しい教材のような造りになっています。
（話がだんだんでかくなってきたな・・・）
ぜひ、一家に一冊、
学校の図書館にも一冊、
いや、思いきって、日本史教科書の副読本にしてもいいかもしれません。
（誰か、とめてくれ・・・）
個人的にも、この本は好きです。
特に前半部は、自分で読んでても、面白くて笑ってしまいます。
そして、この本は、自分が書いた小説の中で、
唯一、初対面の人に、安心して薦められる本です。
何故かって？
エロいシーンがないからですよ！
まぁ・・・まったくないってわけじゃないけど、
どろどろぐちゃぐちゃ、は、してません。
ケンコー的な、お色気です。
世の中に流通してる量が極端に少ないとは思いますが、
ぜひ探して、読んでくれたら、嬉しいです。
比留間久夫、全作品の中でも、
生粋のレアアイテムです。
将来、ものすごいプレミアがつくかもよ。
（誰か、本当にとめてくれ・・・）
3 Comment
いつか…
- y.nさん
- (2012/02/24 02:35)
- [コメントを編集する]
比留間さん、私とあんなに色んなSEXしたのに忘れちゃったんですか？
ウソです
ヒントは…ナシで…
では昔の事はいつか思い出す事があればその時に！
私は普通のデスクワークの会社員です
コメントの時間は遅いですが6時頃には起きてますので！
比留間さんの10才下で我儘気ままな一人ライフです
私は異端児で、苦しくて切なくて難しくて静かな人を素敵だと想います
そういう事言ってるから一人なんですね（笑）
全作品拝見しております
10代〜25位までは本を読みましたが、それ以降は殆んど読んでいません…
残念だな、と想いますが時間と体力とがなくなり…
詠美さんのジェントルマンをお正月に読もう！と想いながら1ページも読めていなくて…
おばあちゃんになって、今迄の本をゆっくり読み返し、アヤトリと折紙をする穏やかな老後を夢見る日々です…
私は比留間さんの言葉は最後の遺言の様なメッセージを想像していました
もう、小説は書かないのかと…
なのでもっと先だと思っていました
お幸せそうで私もとても嬉しいです
光の色はもう春ですね
・・・・・・
- HIRUMA ULTRA
- (2012/02/24 16:25)
じゃ、やっぱ・・・あのときの・・・
あの目黒の城、夜な夜な、性の実験室という名のもとに果てなく続いた残酷な愛の調べ・・・
俺たちは、あれきり、二度と会わない約束だった・・・
・・・って、こーゆー話をオレに振るなっちゅーの。
とまらなくなるんだから。あー、なんかヘンなノリになってきた。
そーゆーブログじゃないっつーの！
>苦しくて切なくて難しくて静かな人を素敵だと想います
・・・って、言われて、誰も浮かばない（苦笑）。
あ・・YESの主人公がそんな感じかぁ。静かじゃないけど。
・・・まぁ、とりあえず、ごめんなさい。
思い出せません。
（本当は思い出してるけど）。
・・・って、うそ、うそ。
私
- y.nさん
- (2012/02/22 02:09)
- [コメントを編集する]
比留間さんは昔に私をご存知なんですよ…
えー？？？
- HIRUMA ULTRA
- (2012/02/22 07:15)
ヒントをください。
もどかしく…
- y.nさん
- (2012/02/21 02:49)
- [コメントを編集する]
作品について色々と書いて下さりありがとうございます…
私もきちんとお便りしたいのですが作品を改めて読み返したり色々と考える時間が取れずとてももどかしく感じております…
毎日楽しみに拝見しておりますので、作品については先になりますが気長にお待ち頂ければと想います…
お誕生日も時間がらなく、どうしよう！13日が終わっちゃう！と焦り言葉が浮かばず、すみませんでした…
せっかくの機会でしたのに残念です…
比留間さんはあの頃から海の様に雄大で静かな存在です…
私、生霊？テレパシーがとても強いんですが、比留間さんが2月5日に知恵袋に書き込んだのを直ぐに見つけた自分がコワイと想ったのですが…
何ヶ月かに一度のタイミングでふと調べていましたが、あまりにもタイムリーで自分でも驚いています…
私重いですか？（笑）
怨念とか呪縛とかしないので安心して下さいね！
コントロールは出来ないので（笑）
無欲でないとダメなので…
いつかはお話し出来ると想っておりましたが、こんなに早いとは想いませんでした…
まだ10年、20年先なのかと…
思いがけず嬉しかったです…
比留間さんの親指は長くて綺麗なんですね…
はい、気長に待ってます。
- HIRUMA ULTRA
- (2012/02/21 15:45)
生霊？？？
じゃ、わたしがどこかで不慮の事故にでも遭って死にそうなとき、すぐに駆けつけて、わたしの生前の善行や功績を生死執行人の方にあげつらって赦しを乞うてください。お願いします。
>まだ10年、20年先なのかと…
10年20年先って・・・おじいちゃんだよ！（笑）。その歳で自分の作品を振り返るのはキツイです。
ところで、y.nさんは何をしている人なんですか？
